選果作業 社員インタビュー

現業加工部
中山 明美
※写真右から二番目
Q.入社のきっかけと入社後のキャリアを教えてください。
パートとして入社し、15~16年ほどになります。最近社員になることを打診され、今は社員として勤務しています。
入社当初はパッケージ班にいました。パッケージ班とは、選果されたりんごのうちスーパー等小売店で販売しやすいようビニール詰めをしパッケージングをする部門のことです。その後、第二選果場にて一通りの作業を経験、またパッケージ班に戻り直近は班長として業務を行っていました。
今現在は、現場全体の管理を任せてもらえるよう課長から勉強中です。
社員にならないかという話を頂き、正直もっと若い子の方がいいのではないかと思いました。でも改めて会長と社長お二人から話をいただき、嬉しく思ったので、頑張ろうと思いお受けしました。現課長は現場において何から何まで把握していて、何を聞いても相談しても分かりやすく説明してくれ、課長と会話をすることで突破口を見つけられることが多いんですよね。課長は全体も見れるし、細部にも目を配れる人。課長の働きにすぐ近づけるとは思いませんが、一緒に働けるうちに盗めることは盗み、会社からの期待に応えられるようにしたいと思います。
Q.仕事の大変さ・やりがいや面白さは?
大量に注文が来て、それをみんなで助け合いながらやり切れたときにはやっぱり、達成感がありますね。”あと何百!”とみんなで声をかけあい確かめ合い、励まし合いながらやっています。忙しく動き回ってるほうが暇で何すればいいか分からないよりも楽しいし好きなんですよね
と思います。
Q.今後の目標や取り組みたいことを教えてください。
まだ今のポジションに就いたばかりなので、手探りですが、チームワーク作りですね。いいチームを作っていきたいです。

現業加工部
課長 兼 第2選果場長
櫻庭 英明
Q.入社のきっかけと入社後のキャリアを教えてください。
当社に入社して17年になります。それ以前は県外でトラック運転手や道路関係の会社に勤務していました。地元に戻ってからはアルバイトでりんご屋さんでドライバーをしながらりんご業界の人と知り合いになりました。その中で、当時この会社で働いていた社員の方に一緒にやらないかと誘われ入社しました。
初めのうちは外勤(配送)の業務をしていました。2~3年後からは出荷担当に。そこからは現場に入りました。フォークリフトメインで動いたことはなく、現場管理全般を行っています。
Q.仕事の大変さ・やりがいや面白さは?
私の仕事は管理者の立場として、全体を見渡すことと、各メンバーが何かに困っていないかと細部をフォローすることの両方が必要です。
しかし、それを1人でやるのは難しい。全体を見ようとすると、メンバーフォローへ目が届かなくなり、メンバーフォローに注力すると全体に目が行き渡らなくなります。バランスが必要な立場です。
常に働くメンバー一人ひとりの様子を見て何か問題が起きていないかを確認、フォローしつつ、全体の作業の流れが滞っていないか、計画通り進んでいるのかを見ています。
これが今の私の仕事の大変さでしょうか。私の右腕となるような人がいればだいぶ違うと思いますので、そういった存在を今の若いメンバー達から育てていけたらいいですね。
仕事をする中でやりがいを感じるのは、指示を受けた以上のことができたと思える時ですかね。
一人ひとりがそのような意識をもち仕事に取り組めたら、もっと仕事の面白みを感じるようになるのではないでしょうか。
Q.今後の目標や取り組みたいことを教えてください。
今まさに当社は変化の過渡期。長年現場の総監督を務めた課長が今期で定年を迎え課長に代わり、現場全体を統括する役割を私が持つことになります。
これからはより効率化が求められる時代。今第二選果場内にある機械をもっと活用することで、より少人数で質を担保した選果が本来であればできるはずなんですよね。小人数がいいということではなく、今は1人がキズも色味も両方をチェックしているので人の目に頼っている部分が大きい。人の目や人の手に頼るボリュームを小さくできれば、より多くの量をさばくことや、より質のよい選果が出来るはず。そのあたりのことにはずっと取り組んでみたいと考えています。